ＳＵＭＩＹＯＳＨＩの技術力
独自技術とスピーディな対応
私たちは、「得意先様の開発要員の一員となる」ことを目指しています。
得意先様の要求事項に対して、より良い形状の提案や量産化された場合の懸念事項のアドバイスなど、開発段階からの参加により開発スピードを向上させることができます。開発検討品にはまず金型を作成し、成形して現物を確認するという手順を踏むことになりますが、通常はかなりの日数やコストがかかります。ＳＵＭＩＹＯＳＨＩでは２Ｄ、３ＤのＣＡＤシステムや３Ｄプリンタを活用してモデルを作り、そして金型は自社で製作することでスピーディーな設計提案と商品開発を実現しています。
ＱＣＤバランスの良い製品の提供
得意先様への設計提案に際しては、ＳＵＭＩＹＯＳＨＩ独自の“技術営業”スタイルが真価を発揮します。「商品技術部」では得意先様からの要望事項に対し、技術営業の観点から的確な提案とアドバイスを行い、ＱＣＤバランスを踏まえた設計提案につなげていきます。こうしたスタイルが結実した製品例として、業界初のホーロー洗面ボウル用フランジレス排水装置の商品化や、ハウスメーカー向けのアーティスティ ックな成形木目柄の造作材開発などがあります。また、エクステリア部材で樹脂に木粉を高充填した素材を開発する際、当時の同タイプの金型は大型で高価なものでしたが、専用の小型の金型を開発・提供し、コストダウンに貢献しました。
得意先様の立場に立った商品開発
私たちはつねに、得意先様と同じ立場で問題意識を持ち、課題解決へのアプローチを模索しています。機能とコストの両立はもちろん、新たな原料の使用による試作や、スピードアップのための設備改善、工程・品質管理手法の改善にも日々取り組んでいます。時には得意先様から、海外製品のパーツに関する対応案のご相談を受け、手作りのパーツをご提案したこともあり、またある時は製品の不具合を解消するため、本来は樹脂製品で提案するところでしたが機構開発を行い、金属加工で部品を作成し現物レベルで提案、採用され市場クレームの解決につながったケースもあります。いずれも得意先様の課題を何とかしたいという情熱が原点でした。